本名ジュリアスシーザーの名で知られる初代ローマ帝国の皇帝だったアウグストゥス(Augustus)は、「まるであれは小鳥の餌ではないか」と陰口される程の少食で全粒穀物中心の食生活主義者だったといわれる。紀元前27年に誕生した、そのローマ帝国の戦士もまた「ローマン・ミール」という商品名となってその名が残っているような全粒穀物類が中心の食事で最強を誇った。
時代は下がるが天下分け目の関ケ原の合戦では、何ら兵士の為の食糧に基本方針を持たなかった豊臣方西軍と「徳川式戦闘食」とでもいうべき玄米、麦、アワ、ヒエの雑穀をすりつぶした団子と握り飯の合いの子のようなものを笹の皮で包み、常時これを全兵士たちが背中に結びつけていた徳川方東軍は、例え山中で朝を迎えても決してダウンしなかったといわれる。
まるで、これはローマン・ミールならず「徳川ミール」ではないか。
しかし、現代の戦争は全く異種の戦闘食を生み出した。
ベトナム戦争が激化しつつあった頃、米軍でも「戦闘食」が存在したと聞いたことがある。これがそれだ、といってみせられたのだが、四角の箱にはチーズ、チョコレート、インスタントコーヒー、乾パンのようなクラッカー、サラミソーセージのようなものが詰まっていたように思う。それが本当に戦闘食なのかどうかは未だに知らない。しかし、間違いなくこれはローマ軍、徳川軍のものとは異なり、人間の心理を戦いに駆り立てる為の、文字通り「戦闘食」そのものではないかと思う。だから考えてみれば「食事というものも軍事技術と共に開発される」のではないか、とさえ思えてくる。
その時以来、私は政治権力と巨大企業の結びつきや共同のプロジェクト事業は信用しない。
特に、ベトナム戦争では最前線に送り出される兵士の中には信仰心の厚い人、牧師、幼な子の父親もおり、「人に銃を向けることなど絶対にできません」という人物が沢山いたという。
しかし、「戦闘食」しか食べる物もなく熱帯のジャングルの穴の中で何日も、何夜も過ぎていくうちに「戦闘食」は極度に体液を酸化させ、酸化すればする程イライラは募る一方となって、銃の引き金を引き、打ちまくってしまうに至るという話を聞いたことがある。さて、平和な今日、戦闘食は消えてしまったのだろうか。いや、ひとたび軍事技術によって生み出された戦闘食は、今日、ハンバーガーなどのファーストフーズに顔を変えているだけなのだ。
今日、平気で盗み、殺し、癒される事の無い心を持つ少年達。
ベトナム帰還兵が見るも無残に身心共に深い傷を負ったように、ファーストフーズ世代に育てられた少年はファーストフーズという平和すぎる今日の戦闘食の犠牲者であることに誰も気付いていない。
因みに若いゴルファー世界NO.1のタイガーウッズこそ全粒食しか口にしないという。
これと全く対象的に巷に溢れている今日の戦闘食は、20年後に取り返しのつかない病気をもたらし、精神の病気だけでは済まなくなるだろう。
何も知らないマスコミは「早期発見、早期治療でガンは治る時代になった」と知ったような事を言う。
しかし、ガンは発見された時は既に20年経過しているのが平均だ。最近、医師でも心あるドクターは、ハワイやカリフォルニアの医学会で当社のM10-8(S.S.)を取り上げられるようになって、指定して私の製品を摂るように、と医師が指示してくれるので、ガンに限らず身体中に特に口腔内に重金属が堆積している患者がいる事でも、何錠かのサンプルでテストさえ行って購入してくるドクターもおられるようになったのは、私自身も驚いている。
現代の戦闘食の犠牲者は急増しているのである。