偽善のアンチエイジング - 昔、日本人は渡り鳥だった -(May. 2009)

05/01/2009
by Elders International

群れの思想

私がこれから書こうとすることは主として日本の事情についてですがヨーロッパやアメリカ関係の仕事を何十年間かやって参りましたから私の話も自ずと諸外国のことについても触れてしまうかもわかりません。
差しさわりがありましたら、予めお詫びしておきます。

さて、私は20年間、日本の食品の内容表示は70%が嘘だと申し続けてきました。しかし、実はこの70%という数字は非常に内輪にみた、控え目な数字であり、正直に素直に言えば実は90%は嘘だと言いたい所なのだ、とも申し上げて来ました。これはその対象が農産物であれ加工食品であれ、また大企業であれ、小企業であれ変わりません。はっきり申し上げると「日本人は嘘つき」だということです。「それはないでしょう、あなたも日本人でしょう、そんなひどい発言は許されませんよ。」という非難は当然予想されることです。

しかし、それでも尚「日本人は嘘つきだ」というのが私が到達した結論です。外国人はどうか別問題です。私は日本人について申し上げているのです。
アメリカ人はもっともっと嘘つきだという人もいるでしょうし、中国人は嘘つきばっかりだと思っている人もいる筈です。北朝鮮はどうなんだ、韓国人は嘘つきじゃないのか、といろいろなことを言うでしょう。
日本人のこの嘘は一体どこから来るのか、この根本原因を直さない限り、「嘘つき」は永遠に続くでしょう。つまり、偽善の表示は永遠に続くのではないか、と思うわけです。

私は趣味で日本の歴史を勉強していますが、藤原鎌足(ふじわらかまたり)が12歳の時書いたお正月の書き初めを見たことがあります。古い、古い紙ですから今にも崩れそうになっているものを所有者は保存するための写真にとって見せてくれました。

この所有者は藤原摂関家の由緒正しい家系を持つ人であったが私はその事実を伝えず単なる資料として日本の藤原鎌足研究の第一者という人に「その書き初めに何が書かれているのか見て欲しい」と提出したのでした。何故ならその中には難しい、古代の意味不明な漢字がいくつかあったからです。その返答はすぐに来ました。曰く、「私は日本における鎌足研究の第一人者であるという評価を得てきました。世に鎌足に関する古文書は無数にあり、その文書もどうせ偽物であろうから、そんな偽物を見たとなれば晩節に私の名声を汚すことになる。

従って、これは開封しないままお返しする。」というものでした。
自他共に認めるこの大学者が実は社会という集団から非難されたら生きて行けない、群れから離れたら生きて行けないと恐れおののきながら、一方では「第一人者」だという事大主義に固まっているわけです。狭溢な国土に住み、亡命もできないから、まして命がけで自分の主張を通すのは至難の業。偽古文書だったらたちまち周囲から軽蔑され、学界という共同体からしめ出されて、冠婚葬祭からもはずされて島の中で孤立したままで終わったら大変だと怖れているわけです。村社会の中で自分の身の安全のためには決して自分を見せてはならないのです。つまり永遠に国際社会のリーダーにはなれないのです。


体験談101
Apr. 2009
-癌難民となって-

厳しかった冬もようやく終わりを告げ、桜の花が咲き乱れ、何かしら心迄、ウ キウキするような今日近頃ですが先生、奥さま、その後お変わりございませんでしょうか!? 息子の賢がいろいろとお世話になりまして本当に有難とうございます。賢も先生のお人柄と先生のサプリメントの凄さに魅了され、本当にやる気全開でございます。今後共、よろしくご指導の程、お願い申上げます。

さて、さる去年の二月二十二日に乳癌(6cmX5cm)でホノルルのクアキニ病院のM先生に左側を全摘出していただきました。手術はしていただきましたがオンコロジーの先生から抗がん剤、放射線療法、ホルモン療法と化学療法のオンパレードを申し付けられ五年にも及ぶ治療計画を示されました。
私は医学のことは全く無知ではございましたが何故か受け入れられずに拒否致しました。

それからというもの癌難民になりまして、これから先、どうやって自分の病気と向き合えば良いのか、途方に暮れました。それからの私は癌に関する本を何十冊も読みあさり、知識をたたき込み、どの療法が自分に一番適しているのか、試行錯誤の毎日でございました。そんな時に弟がある新聞を持って帰ってきまして何気なく目を通していましたら、そこに先生のサプリメントに関する記事が新聞一面に載っておりました。それを全部読破した時に“ これだ!! 私が求めていたものは!! ”と直感致しまして、忘れもしません!! 昨年二〇〇八年の三月十九日に先生のご自宅に押しかけて、先生と始めてお会いすることが出来ました。お会いしていただき、先生のお人柄、サプリメントの凄さに触れることが出来まして、私はこれに命を賭けると思えた自分がそこにございました。三月二十日より先生のご指示通り、サプリメントを飲み始めまして今日で一年と一ヶ月経ちました。日本へ帰国致しましてからはどこの医者に係ることもなく、チェックアップも一度も受けておりません、体重も変わることなく食欲も凄くってとても元気で暮らしております。一つ難を申上げれば、好物のビールを毎日飲みすぎでしまうことです。私は先生にめぐり会えました事で命をいただいたと思っております。これからも先生のご指導の元でサプリメントを飲み続けて参ります。
本当に本当に有り難うございます。

日本からハワイへお電話致しましてもいつも奥様の暖かいお心遣いに助けられております。そして勇気をいただいております。本当に先生、奥様、そしてスタッフの皆々さま、有り難うございます。今日までこうして一年余りを無事過ごせましたことに心より深く感謝申し上げますと共々今後ともご指導の程、よろしくお願い申し上げます。誤字雑学の数々、拙い文章ではございますが、一言だけでもお礼を申し上げたくペンを取りました。
どうぞお身体をご慈愛下さいませ。
又お会い出来ます日を楽しみに頑張って参ります。
 
乱筆乱文にて失礼致します。
敬具 
M.Mより(東京都56才女性)

鈴木先生へ
平成二十一年四月十五日

この手紙の主、M.Mさんはいわば渡り鳥の群から離れて癌難民として苦しみましたが勇気をもって決断しました。「貴方にとって最良の医者は貴方自身です。貴方の身体を貴方以上に知っている人はいないのです。自分の身体を正しく判断し、正しい解釈を下せるのは自分だけなのです。」しかし、渡り鳥の中の一人でいる限りそれは不可能なのです。

日本人渡り鳥論

日本人の研究で有名な柳田国男博士は、日本人の意識の根源は「群れの思想-渡り鳥の思想」にあると表現しました。
自分独自の主張も行動もできない、群れの中の一人として生きる、リーダーが決めれば渡り鳥のように一緒に飛ぶしかない。だから日頃から言動を控え目に、目立たぬように。表現も直接的表現は避けて「させていただく」式となり自分の意思を表現しない。極端にいえばイエスかノーかもわからない言い廻しになってしまうのです。病人も医者のいいなりになってしまうでしょう。
先頭に立つリーダーにただ従い、順応主義で事を決め、大勢順応、没個性こそが美徳であると考えるのですがそれに加えて、今一つの特徴は誇大妄想、事大主義ということが挙げられます。
九世紀の中国の「唐書」(旧唐書の中の倭国日本伝、それからやや遅れて新唐書日本伝)に表れる日本人は次のような評価を受けているのです。即ち、旧唐書では日本からの使者の言動は誇大で実情を伝えない。「入朝する者、多く自ら矜大、実をもって対えず、故に、中国これを疑う。」つまり、ホラ吹きで何がほんとうなのかわからない、中国側としては誰も信じない。と言っているわけです。
新唐書では「日本からの使者は真実味なく、やたらと自慢話ばかりだ」と書いています。

どうやら、そこに見えてくる日本人というものは古代からホラ吹きで嘘つき
だったわけで、何も本日のテーマである「アンチエイジング」ばかりが嘘なのではないようです。
私はどうも日本人は昔から非常に視野が狭く、前方しか見えないから、左も右も目に入ってこないのだと思うのです。それは今日も同じです。リーダーの指導で集団で飛ぶ渡り鳥は前だけ見ていればよかったからなのです。
今日でも医学は人体を見て人間を見ず、人間の心を見ないように思うのです。
栄養学だってアメリカ栄養学ばかりに目が奪われてアメリカだけ見てわかったようなことを言っているわけです。
他のいろいろな学問もすべて同じことがいえると思います。ですから「学問はすべて内省から始めよ」といいたいわけです。内省のない学問は「大学にだけ合格すればいいんだ」という受験勉強に過ぎないのではありませんか。
ある有名大学の先生が20名余りの自分のゼミナールの学生に「山の神」とは何か、と訊ねたところ、正解者は0だった、と書いています。山の神とは文字通り自分の奥さんのことなのですが受験問題に出てくるようなことは勉強はするけれど試験に出そうもないことは誰も勉強しないのです。
学問は内省から始めよ、というのはつまり見るだけでは駄目で「考えろ」ということです。自分を振り返り自分を探れ、ということです。
柳田国男は「人の読まない本を読め。食生活にたとえるならば米のメシは食べるけれど雑食もよく食べる。学問も勉強も雑食型になれ」と言っています。つまり医学を志すものは人間の哲学を学べ。栄養学を学べ。人間や社会や歴史を学べ、ということです。人の読まない本を読み、人の考えないことを考える。人が感じないことを感じる人になれということです。金の亡者となって金に魂を奪われているとアメリカのような大恐慌を引き起こしますよといえるでしょう。

日本史は偽善史

そもそもアジア人は古モンゴロイド人と新モンゴロイド人から或るといいます。元はといえばマンモスを追う狩人だったらしいのです。だから日本の建国記念日としていわれるような2670年前に高天原に天孫降臨といって、天から神様が下ってきて日本人が始まったなどは大嘘です。ここから既に「偽善」は始まっています。何故なら現に宮城県には2070年どころか50万年前の高森遺跡というのもあるし、また18万年前の馬場檀遺跡もあるんです。大陸から来た古モンゴロイドが縄文人となりました。彼等がアイヌ人となり、本土日本人となり、沖縄人となって行きました。「日本人は昔、渡り鳥だった」というのは、まさにこの時期に私なりに想いを馳せてみた壮大な想像の絵巻なのです。遥かシベリアから、遠く中国大陸から、或いは海上を経て東南アジアから繰り返し渡り鳥の大群のように日本列島めざしてリーダーの指令の侭に、ただ隊列から落伍しないように、きっちりと前を向いてやってきました。只、指示通り飛ぶというこのDNAは今日まで続いているのです。一度大陸を中心にして日本を地図上で見て下さい。つまり地図を逆さまにしてご覧なさい。
そうすれば日本列島は広大な大陸にとっての干潟のように点在していて丁度渡り鳥の飛来地に見えてくるというものです。渡り鳥のグループは互いに争いを繰返し、混り合ったりもしたでしょう。こうして雑多な渡り鳥は言語も習慣も混合してやがて日本人が形成されていったのです。決して神さまが天から降りて来て日本人になったのではありません。こう考えると、どうも私たちはリーダーの発する神秘的ともいえる信号を傍受して言われた通りに一斉に行動するしか能のない渡り鳥なのです。歴史学で最近非常に広く知られるようになった故・網野善彦は天皇を単なる渡り鳥のリーダーのようだとはいいませんが、「渡来した河原芸人の集団のリーダーかも知れない」というのです。
このように見てくると日本人は建国から偽善史を教えられてきたことになります。

アンチエイジング医療が増える

昔からの長生き村や古老たちのすすめる伝統の食事習慣だけではお金にならない。アンチエイジングは時代の要請だといってアンチエイジング医療に走る医師が増えているようです。生々しい医療の現場から医師が逃げ出しているわけです。米国でアンチエイジングといえば女優のスーザン・サマーズが頭に浮かぶ(写真)。日本では森光子さんといったところだろうか。
サマーズ女史がどんな生活をしているのか殆ど私は知らないが、毎日の徹底的ホルモン補充治療の結果だと聞く。このホルモン医療は高価であり、しかもFDAの規制で一般庶民には手が届かないものだ。彼女はかつてクリントン大統領と浮名を流したのは有名だから事実なのだろう。現在サマーズ女史は93才だというからその当時も既に80才位だったことになる。
テレビに出演する森光子さんの話では彼女は「1日に玉子を7〜8個食べる」というのだ。コレステロールの心配があるにはあるが卵の黄身は“水素”がふくまれるから理由はその辺にあるのかも知れない。只、日本の女優さんはサマーズ女史のように仮にホルモン療法をやっていたとしても喋らないから真実のところはわからない。

有名女優のお二人は別としても、大切なことは血管、筋肉、骨、神経など各部分がバランスよく老化し、決して介護状態にならず、そして最も大事なことは痴呆になってはならないということなのです。アルツハイマーこそ最大の敵なのです。昨今は水素ばやりだが普段ロクなものも食べないで水素、水素と騒いでいる輩が多く、「水素渡り鳥」になっている。そのためにこそ、私はキトサンを20年間推奨しているのです。なぜならキトサンは天然の「水素」食品だからなのです。キトサンの分子構造をみて下さい。納豆と大根おろし、トマトなども貴重な水素の豊富な食品ですがキトサンの比ではありません。

キトサンは分子のつなぎ目のすべてが水素(H)でつながっています。理想的な老化防止食品なのです。水素食品・キトサンは、老化の抑制のみならず、免疫強化、病気の予防と回復、身体中の機能のリズムを調節するといわれます。具体的にはキトサンの効果がガン移転防止は北大、高血圧は愛媛大学、心臓、循環器は九大、肝臓は鳥取大学の研究で明らかになっているのは水素パワーだと思います。エイジングというのは連日のホルモン注射によって作られるものではありませんし、そうした、作られた医術には、いつか大きな反動がくるでしょう。

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