今度また旧日本軍の突然の真珠湾攻撃が映画化されて大変な人気だという。
この映画とは別に、私の手元にはD・J・マイヤーズという人の書いた「リメンバリングパールハーバー」という本がある。
著者はハワイ在住者らしいのだが、彼は米士官学校出身で、核物理学の修士号まで持っているらしい。
映画のほうはまだ観ていないけれど解説記事を読んでおおよその見当はつく。
こうして半世紀を経てもなお日本軍の奇襲はアンフェアだったと語り継ごうとしているし、映画や本が出てくるたびに国中が「そうだ、そうだ」と大合唱を始める。この一種の国民的バイタリティーには感銘すら覚えるというものだ。
さて、この映画とは別に「本」の方が“凄さ”においては映画の比ではない。わずか130ページ足らずの小冊子ながら、すべてのページの、どこを開いても「日本は悪魔の帝国である」から始まって、「今や戦争の神(LORD)たる老人天皇は盗人神たる新天皇になった」とか、「この日本を崩壊させることこそ広く人類への貢献になるのだ」など、など。
映画の何倍かの迫力で日本は攻撃されまくるのである。
日本と日本人、そして天皇を頂点とする日本の歴史と文化、社会や経済構造まで著者の専門である「核」の攻撃を受けているかのような迫力である。
しかし、ここで冷静になって、これらの映画や書物の意味を考えてみると、意外なアメリカの側面が見えてくる。
この映画も書物もターゲットが日本と日本人に向けられていること。
つまり攻撃対象は日本という外国、外部からの侵入者だということである。つまり、アメリカのバイタリティーは外部からの侵入者に向かって攻撃的に発揮されていることである。
この事実を、仮に人体の生理に例えれば、アメリカという人体の免疫機能が外部から侵入しようとする細菌やウイルスを攻撃し、排除しようとして正常に機能していることになる。
他方、日本はどうだろうか。
日本は、日本で暮らす日本人も外国で暮らす日本人も、いつも日本人同士の足を引っぱり合い、アラ捜し、潰し合い、悪口を言い、陰口を叩く。そのもっとも顕著なものは新聞である。つまり、日本と日本人の免疫機能は「自己免疫症」に陥っているといえよう。
日本人の免疫機能は、外部からの侵入者に対してではなく、日本人自身に向かって攻撃をし続ける自己免疫症であって、日本や日本人自身を破滅させよう、破滅させようと、戦後50年間ひたすら自己への攻撃を繰り返してきたのではないだろうか。人体の生理に置き換えるなら、今や日本人の3人に1人というアレルギーを筆頭に、リュウマチ、膠原病。遂には癌に犯されるに至ったのである。
貴重な、かけがえのない戦後50年を過ぎてもなお自分よりも弱いと見るや相手をいじめたり、自分の兄弟姉妹など家族までの悪口を言い続けてきたのは「自己免疫症」に他ならない。
私の製品M10-8 S・Sが市場に受け入れられている理由の一つにはこの自己免疫症患者が急増している背景がある。
その人たちに共通していることの第一は病気の原因が医学にはなく、毎日の食事と精神生活を含む生活パターンの中に隠されているという事である。