驚異のブルーベリー - 今年はブルーベリーのブームがやってくる -(2006年2月)

02/01/2006
by Elders International

誰でも知っているようでその真実のところは殆ど何も知られていないのがブルーベリー(製品名:Bilberry)です。ブルーベリーがどんなに凄いものなのかについて世界の研究活動の中からその一端を紹介しようと思います。

アメリカの農務省の栄養科学センターの研究者たちはブルーベリーこそ健康食材の中のNO.1だと言っています。

ブルーベリーがさまざまな体調不良や症状にどんな効能を発揮するか、を広く調査したのですが、中でも非常に印象的なものとして、ブルーベリーが人間の老化に伴なって退化してゆく脳神経細胞:ニューロンを改善、修復することでした。

事実、農務省は100種類以上の食材について、その抗酸化力を調べました。それは24種のフルーツから始まり、23種の野菜、10種類の木の実、4種のドライフルーツ、16種のハーブとスパイスなど広汎な調査です。その結果、抗酸化力No.1がブルーベリーだったというわけです。

ブルーベリーの青い色と赤い色を含む独特の物質こそが強い抗酸化力を持っており、遊離基(フリーラジカル)が誘発するいろいろな機能の衰えや病気を抑えこんだり、コラーゲンのような細胞間質が受けるダメージを消し去って皮膚を守る力を発揮するのです。

逆に、このブルーベリーが持つ不思議な抗酸化物質はビタミンCやコラーゲンの美容効果を倍増させることがわかっています。

さて、このように、ブルーベリーの持っている青色と赤色の、抗酸化物質が私たちを活性酸素などのフリーラジカルの攻撃から守ってくれると同時に、最新の研究によっていろいろなブルーベリーの驚異的効用が明らかになってきたのです。


1. 動脈硬化を改善する!

Journal of Medicinal Food誌2005年8月号は、「老化や長い間の食習慣の間違いによって動脈血管内皮が衰えても、その人の年令にかかわりなく、ブルーベリーの摂取で血管内皮が丈夫になるということがわかった。」と述べて、ブルーベリーが血圧を正常化し、心臓血管の症状改善の治癒力がある、と結論づけているのです。“Whole blueberries (bilberries) may have implications in blood pressure regulation and could prove to have a therapeutic role in improving cardiovascular health”


2. 衰えた記憶力も改善する!

「薬理学研究ジャーナル」誌は、その2005年8月号で、ブルーベリーを30日間ラットへ食餌として与えた実験の結果、各種の認識力テストにはっきりとした効果が認められたとし、人間でも老化による記憶力の減退も防ぎうるとしています。


3. 血管内の血流障害壁を通過する力!

スペイン・バルセロナ大学の研究では、「ブルーベルーに含まれる何らかの物質(それが何かはわからない)が、老化によって鈍くなった脳神経の信号の働きを取り戻してくれることは明らかだ。それは血管内の、血流障害を通過してしまう力がある物質だ。」と発表しています。この発表を裏打ちするような実験もあるのです。2005年8月号の「栄養脳神経科学」誌では、8〜10週間ブルーベリーを与えたラット群を解剖して調べたところ、明らかにブルーベリー含有の微量物質が、脳神経の血流障害壁を通過していることが観察されたのです。

それはブルーベリーを与えたラット群の脳組織の中の、小脳、皮質、大脳海馬部、線条といった学習や記憶にとって重要な脳神経の各部にブルーベリーの微量物質が発見され、他方、ブルーベリーを与えなかったラットグループには何も発見されなかった、という報告があるのです。


4. 脳の老化を取戻す!

「脳科学ジャーナル」誌1999年9月号もブルーベリーのラット実験によって「記憶力、認識力の老化は取戻せる!」と発表しました。

2005年、米国タフツ大学の研究も「ブルーベリーには脳神経の衰退を取戻す力がある。」と発表しました。

脳神経細胞は遊離基や活性酸素の毒素などの、強力なストレスに曝されると、細胞の保全と防衛のため、あるメカニズムが働き、ある種の蛋白質(Heat Shock Protein)を放出するのだが、通常はどうしても老化によってこのメカニズムは退化してゆく。しかし、ブルーベリーにはこのHeat Shock Proteinを体内で作り出す力があることがわかった、というのです。


5. 脳内貧血を予防する!

脳へ血液が流れないと致命的な結果を招きます。「ブルーベリーは脳内の貧血を予防すると2005年5月号の「脳神経科学ジャーナル」誌は指摘しています。


6. ブルーベリーの効果はすぐわかる!

「脳生化学と老化」誌の2005年8月号は、ブルーベリーの摂取は、その年令に関係なく早ければ2ヶ月後くらいにはその効果がわかるとしています。“The improvement was so significant that the aged rats fed blueberry were very similar to younger rats.”


7. 癌転移を防ぐ効果も!

癌細胞は抑制を超えて成長を続け、ある種の毒性の酵素を分泌して周囲の細胞に侵入し転移してゆき、やがて崩壊させるのですが、2005年8月号の「栄養生化学ジャーナル」誌は、「ブルーベリー成分は、こうした癌の破壊酵素の分泌を抑えて、転移、拡散を防ぐ力がある。」と報告しています。


8. 今わかったブルーベリーの真実!

常識的なブルーベリーへの認識は一変したと思います。今迄述べてきましたように、ブルーベリーはあらゆる果物、野菜の中で最も強力な抗酸化力を有していること。動脈の血管内膜を保護し、強化し、心臓、血圧を安定させること。老化による記憶力を回復させること。老化による学習力、認識力の若返りを助けること。更には癌移転の阻止力があることなど、次々と明らかにされてきているのです。

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