私はハワイの日本語ラジオ放送局「ラジオK-ジャパン」で長く《ふるさと健康だより》という番組で自ら開発した健康食品シリーズを紹介しながら日本をはじめ米国本土、ハワイの沢山の私の会員の皆さんからのお手紙をお読みしながら「究極の健康法」についてお話しています。
究極の健康法といってもむずかしいことではありません。 それは私自身が死に直面した重病と闘った実体験をベースにしていること。その重病から25年間の勉強を製品化して会員として同じ志をお持ちの皆さんにだけお奨めしていること。そして、本当に嬉しいことは皆さんが健康を取り戻すことです。
しかし、何年間もこの番組を通してお話していますと、どうしてもいろいろな病気に対してどんな対処をすべきか、次から次へと広く、浅くお話する結果になってしまいます。ラジオを初めてお聴きになった人から最近「本当の健康法って何なのでしょうか?」とか「本当の健康法ってあるんですか?」といった質問を受けることが多くなりましたので、今日は「健康法」について例をあげてお答えしたいと思います。
1. 「蛋白質ダイエット」
ニューヨークのど真中にアトキンス健康センターを開設し、全米にアトキンス健康食品を販売しているドクターロバート・アトキンス氏がCNNのラリーキングライブに出演して、彼の自論であるプロテインダイエット健康法を熱く語りました。
多少、乱暴だけれど早い話、「人間は肉だけ食べればよい。野菜なんか必要ない。」というものです。
私がこの番組を見たのは確か3月下旬だったと思います。テレビ画面から観る彼の顔は痩せこけており、顔色も悪く、とても健康な人には見えませんでした。
彼のように立派な医者でもなく、商才もない私でも同業者として観る彼の顔は膵、腎の悪化を思わせるに充分でした。
そして、テレビ出演後、間もなく亡くなったことを知ったのです。72歳という、アトキンス医師のお顔を観て、私はTさんを思い出しました。私のお客様でTさんという元ボディービル世界第二位(その時の第一位はシュワルツネッガー)だった人がいます。
筋肉を作る為に毎日2kgのステーキを食べたという。顔色をみていると今の彼は丁度アトキンス医師のようにドス黒く精彩がないのです。
2. 「ハーブ健康法」
4月に入ってから、同じくCNNテレビのラリーキングライブには健康問題の権威であるドクターアンドリューワイル氏が出演しました。沢山の著書や講演、雑誌、新聞を通してドクターワイルは正に権威NO.1です。 放送中も沢山の人からジャンジャンと電話がかかってきて、その中の1人からこんな質問がとびこんだのです。
「最近、私はハ-バル・ライフという会社のハーブをすすめられているのだけれどどうしたものだろうか?」 日本ではこの人のような固有名詞を出して質問しても通常は答えないケースが多いのだけど、さすがはアメリカであり、さすがはドクターワイルだと妙に感心してしまいました。
彼の答えは簡潔明瞭でした。即ち、「ハーバル・ライフ社の製品だったらお止めになった方がよい。理由は簡単。効き目がないからです。」でチョン。次の質問者に移ってしまったのです。 私は呆気にとられました。ドクターワイルのように私のラジオ番組で私が答えたとしたら、もう大変なことになるのは必定だからです。
3. 「マクロバイオティック健康法」
日本の伝統的な食習慣から生まれた菜食主義。フランス人、アレクシー・カレルの名著「人間この未知なるもの」を初めて和訳した天才、桜沢如一が石塚左玄から学んで提唱した。
しかし、桜沢自身も72歳で死に、このノウハウをアメリカで広めたアベリン久志という夫人も昨年ガンのため亡くなったそうです。74歳。完全菜食主義が本当に現代に生き残れる救世主なのか、まだわからないのです。実証のための時間が必要なのです。
4. 究極の健康法
世界で最も秀れた食文化を持っているのはどこの国か? 国連の下部機関が調べたことがあります。
アメリカでは日本食が健康食だというイメージがありますが、残念ながらその調査ではギリシャの地中海料理だということに決定したのです。今日でも肉類は殆んど食べない。魚中心で、しかも酢漬け魚やオリーブ油を使った調理法が主である。サラダもトマトやピーマン、玉ねぎ、にんにく、豆類。野菜が豊かだ。
長寿国沖縄では肉は豚肉を食べるが、徹底的に油がなくなるまで煮込む。こうした食文化に学べばよいのです。 私たちはどうしてもこうした健康法を観念では理解しても生活の中には取り入れません。
近頃、50年くらい前の映画をよく観ます。アメリカ人も日本人も皆んな痩せていました。ゴルファーもお相撲さんも皆んな痩身でした。今日では男女共に肥満で、よく喋り、酒を飲み、そして好き勝手に生きているように見えます。けれども究極の健康法の第一は、まず「適正な体重」ということから出発することになるでしょう。