日本の食品ラベルが70%は嘘だと申し上げたところ、「それはちょっとひどいのではないか」というご意見がよせられた。私は「本当は90%は嘘だ」と言いたかったのだが遠慮して70%と書いたのである。
食品は農畜産物、水産物、農産物などであるが、日本の総ての国土は日本農業を指揮監督する農水省と全農という業者が戦後一貫して農薬を推奨して来た為、農薬に汚染されていない土地は日本中どこにもない、100%汚染された田畑しかないのである。これが第1点だ。
いいですか。一度農薬を使った田畑が純粋な田畑に生まれ変わるのには500年もの歳月が必要とされるのです。これが第2点。
日本の政治や行政は、アメリカを始め諸外国のコメは農薬だらけだから非常に危険だ。農作物は国産が安全なのだとずっと国民に悪知恵を植え付けて来たのです。つまり、国民は騙され続けてきたのです。国民はつまりバカ扱いされてきたのです。これが第3点。
しかし、日本製の農産物で最近「有機農法」即ち無農薬栽培を売り文句にしているお茶や健康食品があるのはどうしたことか?ここにもまた日本の農水省、厚生省などの「騙しのテクニック」が隠されているのだ。自分たちだけで勝手に「有機農法」とか「無農薬栽培」などの規定を作り「2年間及至3年間農薬を使っていない田畑であれば有機野菜とか無農薬野菜と表示してもよい」と決めているのです。こんな規定は世界中どこにも通用しません。一度農薬を使ってしまった田畑が元の純粋な土に戻るには500年の歳月を要するのです。これが真実である以上、日本のどこを捜しても有機野菜などは存在し得ないのです。
スイスのある町に有機農法を百数十年以上も続けてポテト、人参などの野菜を作りジュースにして売っているビオッタという会社があります。この会社のジュースのボトルには「このジュースは『乳酸発酵』させていてその栄養価値は生ジュースの10倍以上もあるでしょう。だから一度に沢山飲む必要はありません。カクテルグラスに一杯くらい飲めばよいでしょう」という表示がありました。私がこのジュースに出会ったのは、今から40年近くも前のことです。早速航空荷物で取り寄せたサンプルは羽田空港の食品検疫所で「引取拒否」を通告されました。全ボトルは破棄処分にされました。理由は「中味の製造工程や方法が意味不明だが、それ以前にまずこのボトルのキャップに問題がある。キャップは日本に入れるにはすべて『王冠』でなければならない」というものでした。全ボトルはドクドクと音を立てて空しくマンホールに捨てられたのです。
皆さんがどう思われようと、また小泉総理がいくら改革と叫んでも日本は40年前と基本的な姿勢は何も変わっていません。政治家も役人も泥棒ばかりではありませんか。
しかし、当時の私はまだ若く仕事に生命を賭けていました。そんな一青年であった商社マンの私は日本という国の「不正義」と闘った毎日でした。規制大国の下で一体何万、何十万の人が生命を落としたでしょうか。第1次、第2次の「ガン撲滅10ヵ年計画」と銘打って2000年までに必ずガンを無くすると大見栄を切って何千億円もの税金を無駄使いし続けている厚生省。日本中の食品ラベルは嘘ばかりだと分っても辞めない大臣。
ああ、この日本という国はどこへ行くのか。この侭だと、ある中国の首脳が言ったように日本の「消えて無くなる」日が来るかもしれないのだ。