乳癌を抑える食事(2002年9月)

09/01/2002
by Elders International

最近、乳癌に関する栄養相談が多い。

乳癌は、医師が奨める薬剤ホルモンが発生原因となっているケースが多く、これは大きく社会問題になってきた。

マスコミがこの問題を大きく報道しだしたのでホルモン療法は危険視されるようになったが、この間 何十年もホルモン投与の犠牲になった人は多い。

乳癌の原因はホルモン投与ばかりではない。ホルモン剤など投与されたこともなく呑んだこともない30代、40代の患者が増えていると聞く。

これはジャンクフーズや多種類の化学合成添加物を含む加工食品の増加、薬品類の日常化などの背景がある。

しかし判り易く言うならば、ホルモン剤入りの飼料を食べている乳牛の乳製品、砂糖、脂肪の取り過ぎが、乳癌のみならず乳房の変性繊維腫や、脂肪の塊、さまざまな腫瘍の原因になっているということだ。

そして、女性の宿命として古くなった家族の食べ残しのおかずを毎日のように食べていることによるリンパの汚染だ。
今日の社会では、乳癌は殆ど伝染病のような勢いに見える。
実際に乳癌は、全女性8人のうち1人の割合だという。

1998年4月7日と8日の二回にわたって、NYタイムスに掲載されたローレンス、アルトマンの論文には既に次のような指摘がなされていた。
「乳癌を予防するためと称して医師が与えるタモクシフェン(Tamoxifen)
というホルモンは実際には子宮ガンの原因になっている。

タモクシフェンを投与された女性を追跡調査すると、乳癌の発生率は確かに投与されなかったグループに比べて45%減少したが、逆に子宮ガンの発生率は200%を超え、更に肺血栓を引き起こしたケースが300%、静脈血栓症も150%増加したのである。」 と。

日本が、まだ日本古来の伝統的な食習慣を社会全体で維持していたころは、乳癌の発生率ははるかに低かった。
その食生活には、味噌、豆腐、納豆などの大豆が多く使われ、天然のエストロゲンやサポニンと呼ばれるイソフラボンが豊富だった。
日本における動物実験では、化学的発ガン物質とともに10%の味噌を餌として与えられたネズミは、癌発生が著しく抑制されたとの報告がある。
日本の伝統食には、また昆布がある。
ハーバード大学の研究では、5%の昆布入りの餌を与えられたネズミは乳癌の発生率が非常に低く抑えられたと報告している。
「昆布は乳癌の発生を抑える」 このはっきりした結果があっても、今日の日本人の多くは昆布を見向きもしなくなったし、味噌汁のベストセラーといえば、粉末のインスタント味噌汁となった。

日本では、それでも米国に比べれば乳癌の発生率は閉経前の女性で3分の1,
閉経後の女性では9分の1という低さなのである。

ハーバードの研究者は、この大部分は恐らく乳製品に関係があると結論ずけている。
(Cancer Research 44:2758-61,1984)残念ながら、このハーバードの研究は、18年前のものだが、この間、日本は未曾有のバブル経済を経験して食生活も一変させることになった。
今日では米国に肩を並べるような発生率になっているかも知れない。
しかし、味噌や豆腐、納豆のような大豆製品が乳癌の発生を抑えるという事実には変わりない。

何故なら、これら大豆製品は、エストロゲンの代謝をコントロールして誘癌物質:エストラディオールの発生を抑えることが研究ではっきり証明されているからだ。

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