乳なき母、乳なき子(2000年7月)

07/01/2000
by Elders International

去る三月テキサス州のゴーキ氏という人と話した。
ゴーキ氏は公認会計士であったが実母のパーキンソン氏病のケアに毎日苦闘していたそうです。
ある日、人にすすめられてコロストラムという名の液体を8滴づつ、一日3回空腹時に摂ることにしたそうです。
二、三ヶ月後パーキンソン氏病の症状は消えたのです。

コロストラムは、日本語で「初乳」とでも訳すべきものです。初乳、産後初めてお母さんの乳房から与えられる薄い乳白色の液体であって、まだお乳と呼ぶ前のもの。
ステッドマン医学辞典はコロストラムを次のように説明しています。
「コロストラム=初乳。分娩後に最初に分泌される乳汁で、希薄な乳白色の液体。ラクトアルブミンと乳蛋白を多く含むという点で、後に分泌される乳汁とは異なる。また、初乳は、新生児に受動免疫を与える抗体に富む。」

このステッドマン医学辞典の解説は後述するとして、最近注目を浴びていることは、このコロストラムが新しく生まれてくる赤ちゃんの一生の免疫機能を支配するという事実なのです。「新生児に受動免疫を与える抗体に富む」とはこのことであり、その子が丈夫に育ってつつがない人生を送ることができるか、または年中病気がちな子として育つかがその子に生後ニ、三日間の極めて短期間に与えられるお母さんの「初乳」によって決まるという事実なのです。

この初乳=コロストラムが人間の一生の免疫機能を決めるといわれる抗体とは具体的にどんなものなのだろうか。
それは治癒力、すなわち免疫強化機能と不老、すなわち成長ファクターだと言えるでしょう。
免疫強化として働くファクターとして、コロストラムにはウイルスや細菌、いろんなカビやアレルギー原因となる物質を駆逐するイムノグロブリン、ラクトフェリン、インターフェロンなどを含有するばかりでなくPRP=ポリプロリンリッチ・ペプタイドと呼ばれるリュウマチ性関節炎、アレルギー症を治す力のある胸腺強化物質が豊富なのです。
何年もの間、悪性のアレルギー性鼻炎で悩んでいた人の治癒体験談が多く寄せられているのもこのためです。

不老と成長のファクターも非常に強力です。
上皮細胞の成長因子であるEgFや、インシュリン様成長因子であるIgF-1、そして変様性成長因子AとB、また成長ホルモンGHそのものも天然の形で含有するのです。
最近、特に取り上げられている脳神経伝達物質(セロトニン)を豊富に分泌し記憶力、判断力をシャープにする力があるIgF-1(インシュリン様成長因子)の物質特性としてIgF-1が脳神経細胞の細胞壁を自由に通過しているのではないか、とする研究や、年令と共に低下する成長ホルモンの天然で安全な代替物として、不老と若返りのためのコロストラムが注目され始めたのです。

私の開発した、免疫強化のための健康食品、M10-8スーパースペシャルは当初からこのコロストラムが処方されており、今日ではインターネットを通じて遠くニューヨークやケンタッキーなどからさえご注文を頂くベストセラーとなりました。これは水溶性キトサンとバイオ処理されたキトサンオリゴ糖という基剤に加えて、このコロストラムも効果の一つを担う強力な要素になっているからです。

今日、コロストラムは徹底したオーガニックの環境下、保証された衛生条件で飼育される乳牛から採取されており、地球上わずかニュージーランド、オーストラリアそして米国では、ウィスコンシンの一部でしかそのきびしい条件をクリアできていません。
人間のお母さんは既に「汚染」されており、そうした場合、新生児のガン、アレルギー症などが問題になっています。

私が十数年前に著した本の中で既に指摘しました通り、少年少女の暴力化はようやく大きな社会問題として取り上げられるようになってきましたが、残念勿らその対策として千年一日の如く学識経験者や精神科医、評論家などの皆さんが審議会などを構成して見当外れの論議をしています。
これは犯人を警察官に任命するようなものです。そして、結局はいつまでたっても正しい原因は究明されず、解決案も生まれないまま社会は崩壊を辿るのです。この少年少女の暴力化一つを見ても、その根本原因は「食」にあります。少年少女の毎日食べたり飲んだりする飲食物は勿論、彼等のお母さんが、かつて長い間、何を食べてきたのか。彼等のお母さんは汚染されていたのではないのか。汚染された初乳を子供達は与えられたのではないか。などを詳しく分析しなければなりません。きれいな初乳を与えなかった母。また、長期間体内に蓄積した様々な汚染物質の排除に迫られている少年少女。私が「救世物質」と命名したキトサンに、今新たにコロストラムを加えたいと思うのです。

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